光のアートギャラリー アルテトラ

アルテトラ

アルテトラについて

アルテトラは、イサム・ノグチの照明器具や家具などをコレクションした珠玉のミュージアムです。イサム・ノグチは彫刻だけではなく、暮らしとアートを身近なものにするべく、数々のインテリアや雑貨のデザインも行っていました。光の彫刻と呼ばれる「AKARI」シリーズや「フリーフォームソファ」など、存分に閲覧することができます。

イサム・ノグチについて

光の彫刻 光の彫刻

1951年、イサム・ノグチは岐阜県長良川の鵜飼を訪ねました。その際、宵闇に光を放つ提灯に目を奪われます。代表作「AKARI」シリーズは、和紙や竹、木でつくられたその提灯にインスパイアされ誕生しました。「光の彫刻」とも呼ばれるにふさわしく、美しさと使いやすさを極めており、光は和紙を通してほどよく分散され、部屋全体を柔らかな光で包み込みます。イサム・ノグチはこうした「AKARI」を、30数年かけて200以上も生み出しました。また、AKARIの光に照らし出される、繊細な欄間も必見です。

芸術に吹く風を感じて 芸術に吹く風を感じて

アルテトラとは、イタリア語で「芸術」を意味する“アルテ(ARTE)”と、「そこに吹く風」を意味する“エートラ(ETRA)”を掛け合わせた造語から来ています。オリーブの木々の間を吹き抜ける風が、ゆるやかな斜面にたたずむこのイサム・ノグチのミュージアムへと案内します。
イサム自身は小豆島ともゆかりがあったことが記録として残っています。そうしたイサム・ノグチの思想や芸術と、小豆島の風景が重なり合うのをお楽しみください。

イサム・ノグチについて