瀬戸内海に浮かぶ“小豆島”に、オリーブの苗が持ち込まれたのは およそ100年前。
国内3カ所で試験的に栽培が始まり、その中の1つが小豆島でした。
日本でのオリーブ栽培は予想よりも困難を極め、
他の栽培地では台風や虫の被害で断念を余儀なくされました。
小豆島オリーブ園も例外ではありませんでしたが、
春夏秋冬、雨の日も風の日もオリーブと向き合い
強風で倒れた樹を起こし、崖のような場所で手入れを行う日々。
“なんとか実をつけてほしい”
その一心で育て続けた想いが届いたのか、栽培を始めてから3年。
オリーブの樹から、国内で初めて74kgのオリーブの実が収穫されました。
それから約100年。
オリーブの原木は今もなお、たわわに実をつけます。
オリーブにそそぐ愛情は100年の時を超えても、あせることなく。
子を育てるように、孫を見守るように。
オリーブと生きる。
これから先の100年も、
小豆島オリーブ園は、オリーブとともに歩んでいきます。
生産から加工まで高い品質で取り組むことにより、
オリーブ園の商品は国内外で高い評価をいただき続けています。